02. 鷹と蠍とプルプル

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「何だ?拷問の方が良かったか?」

ならばと俺は、自身の得物を手に取るが再び2人は「待て!」を連呼する。その顔は恐怖の色を浮かべており、少々S心を擽られる…とは思ってないぞ。

「『ほし』と『そら』ケンカやめたけど、こわがってる。ふたりともプルプルしてる。『たか』…」
「なんだ?」

プルプル震えてる2人は面白おかしいか?

「いじめちゃ、めっ。」


一言でいうとあれだな…
なにこれかわいい



「『鷹』がフリーズした?ナイスだ『蠍』!おい『空』とんずらするぞ!」
「どこいくよ?自室だと『雷』が待ってるぜ?」
「じゃあ『水牛』ん所だ!アイツなら匿ってくれる!俺に幼少期から備わってる、優れまくった第六感を信じろ!」
「『看破』が首突っ込んでくるんじゃないか?それに俺、あの双子苦手だからやだ。」

「こんどは『たか』がプルプルしだした!『ほし』と『そら』は、かおが青かったけど、『たか』は赤い!」

俺が何故赤いかって?
それは、あれだな…『蠍』による萌え萌え攻撃によって、テンションはあがったが、叱られたせいで精神的ライフがガクッと下がったせいだ。
ようするに、「やめて『蠍』!もう『鷹』のライフは0よ!」ってことで赤いのだ!(意味不明)