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「オイ、『joker』。このオッサン、確か閣下に呼び出されてた『鷹』って奴だぜ。」
「あらヤダ、もっと早く言いなさいよ。邪魔くさいから蹴っ飛ばしちゃったじゃないのよ。お兄さんごめんなさいね。」
そういいながらも、何故俺を踏むんだ!?
しかもピンヒールで背中をグリグリするな!
ちなみに俺はマゾではない!そしてガキ、俺はまだオッサンではない、28歳のお兄さんだ!
「取り敢えず『joker』とか言ったか、俺の上から降りろ!そして、スリットからチラチラ覗く目障りなモノを隠せ!」
「嫌。」
「ぐっ、貴様、重いぞ!体重をかけるな!」
「ああん?このスタイル抜群の俺様に対して、重いですって!俺様のポリシーを否定し、プラチナ乙女ハートを傷つけて・・・もっと踏んづけてやるわ!」
そのスリットとノーパン健康法がポリシーだと!?
それに、どこか乙女だカマ野郎!?
第一に一人称"俺様"とか口調と合っとらんわ!
「あーあ、オッサンやばいな。スタイリッシュ『joker』様々に、その単語はタブーだぜ?アンタ、その背中に穴開くぜ?」
俺の前にオカマと一緒だったガキがニタニタと笑いながらしゃがみこむ。そして、小声で…
「ちなみにぃ、本日の『joker』の総重量はぁ、おもちゃ55キロぐらい詰めてっからぁ・・・120キロオーバーw」
「すまなかった『joker』!」
俺に謝る決定打を囁いた。
悪魔の囁きとはこういうものだなと、思った。
「"様"無しだけど、まぁ、俺様は寛大だから、許して上げるわね。えーっと・・・『鷲』ちゃん?」
「『鷹』だ。ばk…いや、すまなかった。」
『joker』め、そのピッタリとした収納性皆無の服のどこにモーニングスターなど隠していやがった、さっきまで手ぶらだったろう貴様!
「ていうかさぁ、オレ達ってさ、一応『鷹』よりも、先輩に当たるわけじゃね?だから敬語ぐらい使えよ。」
「おまえ達は年上を敬い労れ。」
「そうね、『狂乱』は14歳で、俺様17歳と147ヶ月だから、『鷹』のこと、敬って手取り足取りナニ取りご奉仕してあげるわ☆」
「NO thank you.(お断りします。)」